セーフティスクワットバーを導入

irie gymに新しく「Safety Squat Bar(セーフティスクワットバー)」を導入しました。すでにトレーニングでも使い始めているので、Instagramなどで「少し変わった形のバーベルが増えたな」と気づいた方もいるかもしれません。

今回このバーを選んだ理由は、とてもシンプルです。スクワットを、もっとその人に合わせられるようにしたかったからです。

スクワットは、一般の方からアスリートまで幅広く取り入れている大切なトレーニングの一つです。でも、肩の動きも、身体のつくりも、トレーニング経験も、目的も一人ひとり違います。

だったら、全員が同じバーを同じように担ぐ必要はない。その選択肢を増やしたいと思い、今回セーフティスクワットバーを導入しました。

セーフティスクワットバーは何が違う?

一番分かりやすい違いは、バーの前方にあるハンドルです。通常のバックスクワットでは、背中に担いだバーを保持するために両手を後ろへ回しますが、セーフティスクワットバーでは身体の前でハンドルを持つことができます。

そのため、肩のポジションを気にしすぎず、スクワットそのものに集中しやすくなります。また、通常の真っすぐなバーベルとはバーの形や重心が異なるため、比較的上体を起こした姿勢でしゃがみやすいのも特徴です。

もちろん細かな違いは他にもあります。でも僕が一番興味を持ったのは、スペックそのものではなく、実際のお客様のトレーニングでこの特徴をどう活かせるかという部分でした。

実際に使い始めて感じたこと

まだ使い始めたばかりですが、実際に使ってみると通常のバーベルとはかなり感覚が違います。特に感じるのは、肩や腕でバーを保持することへの意識を減らし、「しゃがむ・立ち上がる」というスクワット本来の動作に集中しやすいことです。

スクワットで脚をしっかり使ってほしいのに、バーを担ぐ姿勢の方が気になってしまう。これまでも、そういう場面はありました。セーフティスクワットバーが加わったことで、そうした方にも別の方法を提案できるようになります。

通常のバーベルが悪いわけではありません。これからももちろん使います。ただ、「この人には、今日はどの方法が一番合うだろう?」と考えられる選択肢が一つ増えました。

この選択肢が増えたことが、今回導入して感じている一番大きな変化です。

一般のお客様からアスリートまで

見た目だけを見ると、「重たい重量を扱うアスリート向けのバーなのかな?」と感じるかもしれません。でも僕は、一般のお客様にも積極的に使っていきたいと考えています。

例えば、

  • 通常のバーベルを担ぐと肩のポジションが気になる方
  • スクワットそのものの動作に集中したい方
  • これから本格的にスクワットへ取り組んでいく方
  • 脚の筋力をしっかり高めたい方
  • より大きな筋力やパワーが必要なアスリート

など、使い方はいろいろ考えられます。

もちろん「セーフティスクワットバーの方が優れている」という話ではありません。通常のバーベルが合う方もいれば、セーフティスクワットバーが合う方もいますし、同じ方でもトレーニングの目的によって使い分けることがあります。

選択肢が増えたことで、その人に合わせたスクワットをもっと考えられるようになった。

そこに、今回このバーを導入した大きな価値を感じています。

Vitruve FORCEとの組み合わ

もう一つ注目しているのが、先日導入したVitruve FORCEとの組み合わせです。

これまでは「何kgで何回できたか」がスクワットを見る大きな基準でしたが、Vitruve FORCEを使えば、挙上速度という別の角度からも見ることができます。通常のバーベルとセーフティスクワットバーではどう違うのか、重量が変わったときに速度はどう変化するのか。

実際のお客様やアスリートのトレーニングで測定を重ねながら、セーフティスクワットバーでどのような傾向が出るのか確認していきたいと思います。

Vitruve FORCEとVBTについては、以前のブログでも紹介しています。

「Vitruve FORCEとは?VBTをirie gymに導入」の記事

「新しい器具が増えた」だけで終わらせない

irie gymには、これまでにもさまざまなトレーニング器具を取り入れてきました。それぞれ形も役割も違いますが、最終的に考えていることは同じです。

目の前の人にとって、
今どの方法が一番合っているのか。

通常のバーベルを使う日もあれば、セーフティスクワットバーを使う日もあります。軽い重量から丁寧に動きを確認することもあれば、しっかり負荷をかけることもあります。

大切なのは器具の名前ではなく、その器具を使って何を引き出したいのか。 僕はそこを考えながらトレーニングを組み立てています。

セーフティスクワットバーが加わったことで、スクワットの選択肢がまた一つ広がりました。これから一般のお客様からアスリートまで実際に使いながら、このバーだからできることをもっと見つけていきたいと思います。

この新しい選択肢が、これからirie gymのトレーニングをどう広げてくれるのか。

僕自身、とても楽しみにしています。

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