先日、ジュニアアスリートのトレーニングについて書きました。成長期に大切なのは、正しい身体の使い方と、自分の身体をコントロールする力だとお伝えしました。
実はこれ、ゴルフにもそのまま当てはまります。
ゴルフに取り組む世代はさまざまです。
もっと飛ばしたい若い選手もいれば、安定したスイングを求める大人の方もいます。目的は違っても、共通しているのは、より良くなりたいという想いです。
ゴルフにおけるトレーニングの本当の役割
ゴルフのトレーニングというと、
・飛距離アップ
・体幹強化
・筋力アップ
をイメージされる方が多いと思います。
そして実際、筋力は必要です。
フィジカルを高めることは、ゴルフにおいて確実に武器になります。僕も、筋力を高めることを否定しているわけではありません。
ただ、いつも伝えているのは、筋力は量よりも使い方が大切だということです。どれだけパワーがあっても、それがクラブに伝わらなければ意味がありません。
ゴルフスイングは、
足 → 股関節 → 体幹 → 肩 → 腕 → クラブ
というエネルギーの連鎖で成り立っています。
この流れがスムーズであれば、同じ筋力でも飛距離は変わります。だから僕が一番意識しているのは、全身の連動性を高めることです。
必要なタイミングで
必要な部位が
必要なだけ働く。
この感覚が身につくと、
スイングは安定し、再現性が高まります。
筋力は、その土台の上に積み上げていくものです。
ジュニアと大人のトレーニングの違い
成長期は動きの質を高めることが最優先です。
ジュニアゴルファーは、正しい動作パターンを身につけ、可動域を十分に使える状態で、段階的に負荷を高めていきます。
若い世代は、身体が変わる感覚をつかみやすい時期です。だからこそ、焦って重さだけを追いかけないことが大切です。
一方で大人ゴルファーは、固まった動きや偏った使い方を見直すことから始めます。
年齢や目的によって優先順位は変わりますが、どの世代でも共通しているのは、連動性を高めることです。
ゴルフを本気で伸ばしたいなら
ゴルフは技術のスポーツです。
でも、その技術を支えているのは身体です。
もっと飛ばしたい。
もっと安定させたい。
もっと上のレベルに行きたい。
そう思うなら、練習量だけでなく、身体の質にも目を向けてみてください。
身体が変われば、
スイングは変わります。
そしてそれは、一時的な変化ではなく、
積み重なっていく変化です。

