トレーナーとして、全身MRI・CTの人間ドックを受けて感じたこと

先日、那珂川市にある吉田クリニックで、全身MRI・CTによる人間ドックを受けてきました。このクリニックでの受診は今回が初めてではなく、昨年も同じ内容で人間ドックを受けています。

僕がここで人間ドックを受けている理由は、MRI・CTを中心とした画像診断を強みとしている点です。身体の中を詳しく確認する検査だからこそ、検査環境にはこだわりたいと思っています。

トレーニングでもそうですが、感覚だけで判断していると、後からズレに気づくことがあります。今回の人間ドックは、そのズレを確認する意味でも、今の自分には必要な時間でした。

今回の検査結果としては、悪性腫瘍や活動性の炎症を疑うような明らかな異常所見はなく、大きな問題はありませんでした。まずは、この点については正直にホッとしています。

一方で腰椎に関しては、L5/S1椎間板にヘルニアが疑われる所見がありました。ただし、現時点では神経の明らかな圧迫は認められておらず、症状も特に出ていない状況です。

また、頸椎や仙腸関節周辺についてもいくつか所見はありましたが、いずれも現時点で深刻に受け止めるような内容ではありませんでした。とはいえ、何も考えなくていいとも思っていません。

以前ブログで触れた栄養解析と同じで、今回の結果も「問題なし/問題あり」と単純に分けられるものではないと感じています。多少の所見があったとしても、それ自体が良い悪いではなく、そこからどう判断し、どう行動するかが大切だと思っています。

今の状態を正しく知り、必要以上に不安がらず、
かといって都合よく無視もしない。

その積み重ねが、結果的に「長く動ける身体」をつくっていきます。今回の人間ドックは、その考え方を改めて確認する時間でした。

irie gymで大切にしているのも、同じ視点です。
数字や所見に振り回されるのではなく、今の状態を踏まえたうえで、現実的な選択を積み重ねていくこと。

健康もトレーニングも、答えは一つではありません。だからこそ、自分の身体と向き合いながら、その時々で最適な判断をしていくことを大切にしていきたいと思います。

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