昨日、福岡県那珂川市で開催された「第49回なかがわ市民の祭り」。毎年楽しみにしている方も多いこの地域行事に、irie gymも今年も微力ながら協賛というかたちで関わらせていただきました。
当日の天気は、まさかのゲリラ豪雨。
お祭りの開始直前まで激しい雨が降り続き、「今年は中止かもしれない…」という声もちらほら聞こえてきました。
けれど、そんな不安を吹き飛ばすように雨は上がり、会場にはいつものように浴衣姿の子どもたちや、家族連れ、久しぶりの再会を喜ぶ笑い声が戻ってきました。
最後には、夜空を彩る大きな花火。
今年も無事に、那珂川市の夏の終わりを告げる風物詩が開催され、たくさんの笑顔とともに幕を閉じました。
「なかがわ市民の祭り」は、にぎやかで華やかなイベントである一方で、人と人とのつながりや、この町の温かさを感じられる大切な時間でもあります。
雨が降っても、足元が悪くても、それでも足を運びたくなる。久しぶりに顔を合わせて、「元気だった?」と笑い合う。そんな場所があることは、当たり前ではないのだと、改めて感じた一日でした。
日々の暮らしの中で、ふと立ち止まるきっかけになるような、そんな行事があること。
そしてその地域の空気の中に、僕自身も、irie gymとして静かに存在できていること。
それがとてもありがたく、嬉しく思います。
僕は、パーソナルジムというかたちでこの町に関わっていますが、それは単に体を鍛える場所というよりも、この地域に住む方々が、ちょっと気持ちを切り替えたり、自分の時間を取り戻したりできる場所でありたいと思っています。
大きな花火のような派手さはありませんが、誰かの日常の中に静かに寄り添えるような、そんな存在であれたらと願っています。
最後に準備に奔走された関係者の皆さま、本当にお疲れさまでした。そして、お祭りを楽しんだすべての那珂川市民の皆さまへ、ありがとうございました!
