本日から暦の上では「大寒」。
一年で最も寒さが厳しくなる時期に入りました。
寒くなってくるこの季節、どうしても水分補給が疎かになりがちです。喉が渇かないから、気づけばほとんど飲んでいなかったという方も多いはずです。
ですが、大寒の時期は特に、空気の乾燥や暖房の影響で、自覚のないまま体内の水分が失われやすくなります。この隠れた水不足が、代謝の低下や体調不良、体重増加につながることも少なくありません。
よくある質問:水って2リットル飲まないとダメなんですか?
この質問は、冬に限らず一年を通してよくいただきます。水は1日2リットル飲むべき、という言葉が広く知られているため、多くの方がそれを正解だと思い込んでいます。
しかし、必要な水分量は人によって異なります。身体が必要とする水分量は、次のような条件で大きく変わります。
・体格
・活動量
・食事内容
・生活環境(気温や湿度など)
デスクワーク中心の方と、1日1万歩動く方が同じ量なわけがありません。全員が2リットル必要という考え方は当てはまりません。
大切なのは、数字に縛られることではなく、自分の身体が必要としている水分を、日常の中で無理なく補うことです。
水分が不足すると、代謝が落ちる理由
身体が動くためには、食べたものや体脂肪をエネルギーに変える仕組みが必要です。その働きを支えているのが、血液の循環と、筋肉に含まれる水分です。
水分が不足すると
・脂肪をエネルギーに変える過程がスムーズに進まない
・筋肉の収縮が弱くなる
・血液量が減り、酸素や栄養が行き届きにくくなる
こうした状態が重なり、同じ運動をしていても脂肪が燃えにくくなります。寒さが厳しくなる大寒の時期に体が重く感じやすいのも、水分不足による代謝の低下が関係していることがあります。
水を飲めば体水分率が上がる、は誤解です
irie gymの体組成計で体水分率を測る際、もっと水を飲めばこの数字は上がりますか、と聞かれることがあります。
しかし、体水分率は飲んだ水の量がそのまま反映される数字ではありません。TANITAの体組成計は、身体の電気の通りやすさから全身の水分量を推定し、体重との割合として体水分率を算出しています。
電気は水分を多く含む組織では通りやすく、脂肪のように水分の少ない組織では通りにくい性質があります。そのため、体水分率に影響する主な要素は次の通りです。
・筋肉量
・体脂肪量
・細胞の中と外にある水分のバランス
筋肉は細胞の中に多くの水分を含むため、筋肉量が多い人ほど体水分率は高く出やすくなります。一方で、コップ一杯の水を飲んだ程度では、数値に大きな変化は現れません。
日々の水分補給の習慣や、筋肉量の維持が、
体水分率を安定させる土台になります。
大寒の時期こそ「量」より「習慣」
大寒のように寒さが厳しい時期は、喉の渇きを感じにくく、水分補給を忘れやすくなります。
しかし、呼吸や皮膚、暖房によって、
冬でも体内の水分は少しずつ失われています。
だからこそ、
喉が渇いてから飲むのではなく、
日常の中でこまめに水分を摂る習慣が重要です。
一度にたくさん飲むのではなく、生活の中で自然に水分を摂る環境をつくること。それが、寒い時期でも代謝を落とさない身体づくりにつながります。
大寒をきっかけに、水分補給を見直す
本日から迎えた「大寒」は、
一年の中でも最も水分不足に陥りやすい時期です。
2リットルという数字に縛られる必要はありません。大切なのは、自分の身体に合った量を、こまめに補い、飲んだ水がしっかり身体の中で使われる状態を整えることです。
irie gymでは体組成データを確認しながら、水分が効率よく使われる身体づくりをサポートしています。大寒をきっかけに、水分補給の習慣を一度見直してみませんか?

