夏なのに体脂肪が減らない?6月の体組成データから見えてきたこと

「夏は汗をかくから痩せやすい。」

そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

実際、この時期になると、「暑くなったから体脂肪も減っていると思っていました。」という声をいただくことがあります。

一方で、「思ったより体脂肪率が下がっていませんでした。」「今回は頑張ったのに、逆に少し増えていました。」という結果になることも少なくありません。

では、夏は本当に痩せやすい季節なのでしょうか。

今回は、2026年6月に測定した会員様の体組成データをもとに、夏と体脂肪率の関係についてご紹介します。

6月の会員様データ

2026年6月に測定した会員様(競技アスリートを除く)の平均値は、以下のような結果でした。

【男性】

・平均体脂肪率 19.36%
・平均筋肉量 53.62kg
・平均内臓脂肪レベル 10.17

【女性】

・平均体脂肪率 28.74%
・平均筋肉量 36.38kg
・平均内臓脂肪レベル 4.80

もちろん、この平均値が「理想」というわけではありません。年齢や体格、運動習慣によって適正な数値は一人ひとり異なります。

そのため、毎月の体組成測定では、平均値だけを見るのではなく、前回の自分と比べてどのように変化したかを大切にしています。

今回の測定結果からも、身体の変化は「季節」だけで決まるものではないことが分かります。日々の生活習慣の積み重ねが、体脂肪率や筋肉量などの変化につながっていきます。

夏だから痩せるとは限りません

「夏は痩せやすい季節」と思われがちですが、本当にそうなのでしょうか。

確かに夏は汗をたくさんかきます。しかし、汗をかいて一時的に体重が減っても、それは主に体内の水分が減ったことによるものです。つまり、汗をかいた量と体脂肪が減った量は別の話です。

また、現在は冷暖房が普及し、一年を通して快適な環境で過ごす時間が増えています。そのため、季節だけで身体が大きく変わるというよりも、毎日の生活習慣の積み重ねが身体づくりに大きく影響すると考えられています。

暑さで食事量が自然と減る方もいれば、冷たい飲み物やアイスを口にする機会が増える方もいます。旅行や帰省、バーベキューなどで食生活が変わることもあるでしょう。また、暑さを理由に運動量が少しずつ減ってしまうこともあります。

つまり、身体を変えているのは「夏」という季節ではなく、夏をどう過ごすかなのです。

体脂肪率だけでは見えない変化があります

測定後、最初に確認するのは体脂肪率という方がほとんどです。

もちろん、とても大切な数値です。しかし、体脂肪率だけで身体の変化を判断するのは少し早いかもしれません。

体脂肪率がほとんど変わらなくても筋肉量が増えていることがあります。体重は変わらなくても、内臓脂肪レベルが改善していることもあります。

一つの数字だけを見ると変化がないように感じても、身体の中では少しずつ良い変化が積み重なっていることは決して珍しくありません。

だからこそ、体脂肪率だけではなく、筋肉量や内臓脂肪レベルなども含めて身体全体の変化を見ることが大切です。

数字は身体の結果です。

その数字を次の行動にどうつなげていくかが、理想の身体づくりへの第一歩になります。

夏本番を迎えた今こそ大切です

7月に入り、本格的な夏が始まりました。

この時期は、一年の中でも生活リズムが崩れやすい季節です。

暑さによって食事や運動、睡眠のリズムが変わり、知らないうちに生活習慣が乱れてしまうこともあります。

だからこそ、この時期は短期間で結果を求めるのではなく、良い生活習慣を続けることを意識してみてください。

例えば、

・適度に身体を動かす
・たんぱく質を意識して摂る
・こまめに水分を補給する
・睡眠と休養をしっかり確保する

どれも特別なことではありません。

しかし、この基本を積み重ねることが、夏を元気に乗り切るだけでなく、秋以降の身体づくりにもつながっていきます。

夏だから痩せるのではありません。
夏をどう過ごすかが、その後の身体をつくります。

焦らず、一歩ずつ。

この夏も、ご自身の身体と向き合いながら、理想の身体づくりを続けていきましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!